社会人になると、回数自体は多くないものの「カラオケに誘われる機会」があるものです。
勤めている会社の飲み会で2次会にカラオケに行くケースも多いですし、友人や大学のサークル仲間との付き合いの中でカラオケに行く可能性もあります。
しかし、音痴な人にとってカラオケは「地獄」以外の何物でもありません。
極力参加しないように避けはするものの、年に1~2回は断れないケースも出てくるはずです。
この記事では、そんな「音痴な人がカラオケを乗り切る方法」について解説していきたいと思います。
カラオケは優秀なコミュニケーションツール
先に言っておくと、カラオケは絶対に参加しなくてはいけないものではありません。
苦手意識があるのであれば、しっかりと意思表示をして参加しないといった選択をしてもOKだと思います。
しかし、自己開示がしやすいカラオケは優秀なコミュニケーションツールであるのは間違いないため、何回かに1回でも参加しておくと、より人間関係が円滑に進められるようになるのもまた確かです。
もし数回に1回程度の割合であればなんとか精神的に耐えられるのであれば、行ってみるのも良いかもしれません。
音痴な人がカラオケを乗り切る方法
それでは、ここからは実際に音痴な人がカラオケを乗り切る具体的な方法をいくつか挙げてみましょう。
①1人で歌わずに2人で歌う
音痴の人からすると、何人もいる前で苦手な歌を披露するのは苦痛でしかありませんよね。
メニュー表を眺めてくれたり、次に歌う曲を選んでいたりすれば良いですが、全員が集中して歌を聴いているとなると、4~5分程度の歌も1時間くらいに感じてしまうはずです。
そんな時には、「2人で歌う」といった方法がおすすめです。
誰もが知っているヒット曲の中には、2人で歌う楽曲も多いですよね。
メインボーカルが2人のアーティストやアイドルもそうですし、アーティスト同士がコラボで出した楽曲などもあります。
そうした曲を歌うことで、なるべく意識が自分に向かない様にすることが可能となります。
カラオケ好きな人を狙って「この曲一緒に歌おうよ」と誘ってみれば、大抵は「いいよ」とOKしてくれるはずです。
②盛り上げ役を担当する
カラオケで気まずくなってしまうのは、「周囲の空気感から浮いてしまうから」です。
周囲の人が順番に歌っているのにもかかわらず自分がまったく歌わないと、「なんで歌わないんだろう」と周囲も思ってしまいます。
しかし、友人や同僚が歌っている最中に掛け声をしたり、歌った後に「イェ―イ!」と楽しそうに振舞っていれば、周囲との温度差がなくなります。
アップテンポの曲の際は、立ち上がって踊ってみるのも良いでしょう。
そうすれば歌わずして周囲と良い関係が保てるはずです。
③「歌うより聴いてる方が楽しい」と先に言ってしまう
音痴の人は、カラオケに行く機会が少なくなるため、その場の雰囲気に馴染めないケースが多くなります。
楽しい場であるにもかかわらず緊張していたり楽しくなさそうにしていたりと、そうしても周囲と浮いてしまいがちです。
そうならないためにも、周囲と溶け込む工夫が必要となります。
そこで有効なのが、「歌うより聴いてる方が楽しい」と先に言ってしまうことです。
何も言わずにいると、どこかのタイミングで「○○さん歌ってよ」とリクエストされてしまいますが、先に「聴く専門」と宣言することで、リクエストされる可能性も低くなります。
「○○さんに○○歌ってもらいたい」とリクエストすれば、カラオケに参加している感(カラオケを楽しんでいる感)を出すこともできます。
歌い終わったらしっかりと感想を述べて、「他の曲も聴いてみたいな」と持っていけば、その後も歌わずにいられるでしょう。
④酔ったふりをする
ここまで上げた①~③の方法を実践することができれば、何もしないよりも確実にカラオケを乗り切れる確率は上がりますが、それでも完全ではありません。
リクエストをされて、1人で歌わなければならないシチュエーションが来てしまう可能性があります。
そんな時に最終手段となるのが、「酔ったふりをする」という方法です。
もしもお酒が飲めて、周囲も飲んでいる状況であるならば、早めにお酒をいつもより少し早いペースで飲んでおきましょう。
「若干酔ってきたかも」と周囲に漏らしておくのも良いかもしれません。
どうしても歌わなければいけない場合は、自分の出番前に酔ったふりをしておけば、適当に歌ったとしても「めっちゃ酔ってるなー」と許容してもらえるので、音痴が強調されません。
あくまでも最終手段なので、できれば①~③の方法で切り抜けたいですが、無理そうであればこの方法で切り抜けましょう。
まとめ
今回は、「音痴な人がカラオケを乗り切る方法」について解説してきま した。
音痴の人からすると、できれば参加したくないと思うカラオケですが、ここで挙げた方法を実践すれば回避できる可能性が高まります。
また、もしも「音痴を克服したい」と感じているならば、直近半年間のカラオケを上手く回避しながらも、ボイストレーニングなどで音痴を克服するのも良い方法だと言えるでしょう。