音痴と言っても実は種類があり、その種類によって治し方が異なります。
「音程音痴」が多いのは確かですが、意外と音程はそんなにズレていないけどリズムが取れない「リズム音痴」も多いと言えます。
リズム音痴は、歌のビートを意識しながらリズムに合わせて体を動かすことで少しずつ改善できますが、特に「リズムが正確なアーティストの楽曲を良く聴くこと」がおすすめです。
そこでおすすめなのが、「Little Glee Monster」です。
「Little Glee Monster」は、メンバー全員が精密機械のごとく正確なリズム感を持っていて、それでいて魅力的で楽しめる楽曲が多いので、たくさん聴いてリズム感を養うにはピッタリなアーティストだと言えます。
この記事では、そんなリズム感を養うためにおすすめの「Little Glee Monster」について解説していきたいと思います。
「Little Glee Monster」とは
「Little Glee Monster」は、2014年10月にメジャーデビューした女性ボーカルグループです。
ファンからは「リトグリ」と呼ばれています。(ちなみにファンの総称は「ガオラー」)
これまで麻珠が2017年6月に脱退し、芹奈とmanakaが2022年7月に脱退しています。(デビュー以前も何名か脱退者あり)
残ったオリジナルメンバーのかれん、MAYU、アサヒの3名で活動している期間もありましたが、2022年11月より新メンバー3名が加わり現在は6名で活動しています。
新メンバーのミカ、結海、miyouの3名は、歌に自信のある応募者7002名の中から選ばれたメンバーだけあり3人ともかなりの実力者で、加入後半年以降はオリジナルメンバーに引けを取らないレベルでパフォーマンスできるようになってきています。
過去に4回NHK紅白歌合戦に出場していて、日本レコード大賞において第61回(2019年)に『ECHO』、第62回(2020年)に『足跡』で優秀作品賞を受賞しています。
これまで、コカ・コーラのCMソングとして使用された『世界はあなたに笑いかけている』やNHKラグビーW杯テーマソングとなった『ECHO』などの多くのヒット曲を世に送り出しています。
リトグリの魅力
リトグリは、「女性版ゴスペラーズ」と称されることがあるほどハイレベルなコーラスワークが魅力となっています。
6人それぞれがソロでも活躍できるほどの歌唱力を持ちながら、6人が寸分の狂いのないコーラスもできるのです。
大きな特徴となっているのが、「リードボーカルが頻繁に入れ替わる」というスタイルです。
例えばAメロ前半をかれんが歌い、後半をmiyouが歌う。
そしてサビの前半をアサヒが歌い、後半をミカが歌う。
この様に、主旋パートを歌うメンバーがコロコロと入れ替わるのです。
しかも、主旋パートを歌った人は次のパートでは上ハモに回ったり、下ハモに回ったりします。
歌を聴いている方からすると、バリエーション豊かな主旋パートとコーラスワークを楽しめるわけです。
楽曲自体の魅力やコーラスグループとしての完成度はもちろんのこと、誰がどのパートを歌っているのかを確認する楽しさも味わえるのです。
なぜリトグリがリズム音痴におすすめなのか
リトグリはその圧倒的な歌唱力とコーラスワークという魅力があるので、何度か聴くことで「音楽を好きになれる確率」が高まります。
音楽を何度も聴けば徐々にリズム感も養われていくので、確実にリズム音痴を改善に向かわせてくれます。
しかし、それ以外にもリトグリがおすすめである理由があります。
それは、「彼女たちのリズム感が正確であるから」です。
人気アーティストの多くは、原曲通りに歌うのではなく若干崩して歌う傾向にあります。(歌番組に出演する口パクのアイドルやアーティストは当然原曲通りですが)
その原曲と違う崩しが良いアクセントになり「ライブ感」を生み出すわけですが、リトグリの場合はほぼ原曲通りに歌います。
なぜならば、コーラスが入る箇所で原曲と違う歌い方をしてしまうと、コーラスのキーと合わず不協和音になってしまうからです。
音程やリズムを原曲通りに歌うので、リズム感を養うにはピッタリのアーティストだと言えるのです。
原曲藻リズムが崩れることがありませんし、ライブ映像や歌番組でもほとんどリズムが崩れないので、たくさん聴いてリズム感を養いましょう。
まとめ
今回は、リズム感を養うためにおすすめの「Little Glee Monster」について解説してきました。
リズム音痴を改善させるには、「音楽を好きになること」と「リズムが崩れないアーティストの楽曲をたくさん聴くこと」が重要です。
「Little Glee Monster」は、主旋パートがコロコロ入れ替わったりコーラスワークがキレイだったりと、音楽自体を楽しむことができるアーティストです。
そして、リズムがほとんど崩れないアーティストでもあるので、リズム音痴の人がたくさん聴くにはピッタリなアーティストだと言えるでしょう。
リズムを取るのが苦手な人は、ぜひ一度リトグリの音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?