音程に関する悩みは?
よく「音程が合っているのかどうかわからない」という悩みをよく聞かれます。例えば、
・音程が取れない ・音程がずれる ・音があいまい ・音が上下してもわからない ・出だしの音が取れない などがあります。
「音の記憶力」を鍛える
自分の歌っている音程が合っているかどうか、わからない、という方はまずはとにかく浴びるように曲をたくさん聴くことをおススメします。音痴を直す、音感を鍛えるには、まず「聴く」ことがとても大事です。大好きな曲、これから歌いたい、と思っている曲を用意し、何気なく聴くのではなく、「意識して」「集中して」聴いてみましょう。意識して聴くことで耳が磨かれていきます。そうして「音の記憶力」が鍛えられます!
同じ音を出そう、とイメージする
ただ聞き流すのではなく、「意識して」何度も聴いたあとは、曲に合わせて一緒に歌ってみましょう。もし、YouTubeなどの音源で、再生のスピードが変えられる音源の場合は、0.75くらいに落とすと練習するのに便利です。特に早い曲などはテンポを落とすことで音程の練習になります。歌手と同じ音を出そう、と頭でイメージしてから声を出してみます。歌手が歌っているのと自分の出している声にズレを感じられるようになったら一歩前進です!
「合っているかどうかわからない」から「合ってない」ことに気付ける、ということは耳が磨かれてきた証です!
音がズレていることに気づけたら、そこからはどれくらいズレているか、音と音の幅の距離感をつかんでいきます。少しずつ、声をあげたり下げたりして同じ音を出すように狙いを定めていきます。
カラオケでも同じ
ガイドメロディを流して、その音と同じ音を出そうとイメージしながら声を出します。また、カラオケでは音程バーが出ますので、その高低を確認しながら、正しい音程で歌えているのか確認していきます。
自分の歌を録音しよう
自分の歌声を録音することは、とてもよい音程トレーニングになりますので、一人カラオケで練習するときは、ぜひ録音することをおススメします。ただし、録音だけして満足してしまったらそれで終わってしまうので、必ずその日のうちにしっかり聞いてみることを忘れずに。自分の歌声をしっかり認識し、分析してみましょう。どこがズレていたかな。そして再び音源に戻って何度も曲を聴いてみましょう。この繰り返しで音痴は必ず克服できるはずです。
ボイストレーニング教室では、音程を正しく取るための「ピッチコントロール」として例えば
①半音階トレーニング(半音ずつ音の違いを確認しながら、狙った音を出せるようにするトレーニング)
②距離感トレーニング(基準の音から、どれくらい離れているのかをイメージしながら声を出すトレーニング)
など音の高さをコントロールする筋肉や感覚を鍛えていくような様々なトレーニング方法があります。
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