みなさんは感覚性音痴という言葉は聞いたことありますか?

感覚性音痴は音痴の原因の中では、自分の中で一番わかりにくいものとなります。

今回はその原因をこれまで以上に詳しく掘り下げていきたいと思います。

感覚性音痴とは

感覚性音痴は大きく分けて2種類あります。

・聴覚や脳の機能に問題があり音痴になってしまう

・音程に慣れていない

正直なところ、前者はボイストレーニングでは音痴を治すことはできません。

聴覚や脳の機能の問題は、練習をしても治すことはほとんど出来ないからです。

そのため、今回は後者について詳しく解説していきますね。

音程に慣れていない

これはどういう事かというと、例えばピアノで「ド」の音を鳴らしたとしましょう。

その音と同じ音を声で出そうとしたときに、耳や身体が「ド」の音程を聞き慣れていない、

もしくは発声し慣れていない為に違う音を出してしまうという事です。

慣れていないがために、正しい音程で声を出したかどうかわからないというわけです。

これは成人よりも音楽を聞き慣れていなかったり、

まだ音程を付けて声を出す事に慣れていない未成年の方によく見られます。

小さいころに音程をきちんと意識しながら歌うってあまりしませんよね笑

私もしていませんでしたよ!

音程を聞き慣れていこう

実は、音痴の方の改善方法としては一番地味なのですが、

音程に慣れてもらうために自分が出した音とピアノの音が同じかどうか、高いか低いかを

ひたすら訓練してもらうという事が必要です。

地味ではありますが、音の高低や同じかどうかを認知出来るようになる事が一番の早道です。

音程の高さの認知が出来るようになれば、自分の音程が合っているかどうかを自分自身で判断することが出来るようになります。

それさえ出来てしまえば感覚性音痴は改善したも同然!

音程は合ってないと判断できるけど、音程が合わないのは発声に問題がある「運動性音痴」になるので、改善方法が変わってきます。

まとめ

今回は感覚性音痴にフォーカスして解説してきましたが、いかがでしょうか。

感覚性音痴は自分自身では気付きにくいのがとてもネックですし、

他人から言われて初めて気付いてショックを受けてしまうという方もいらっしゃいます。

しかし、正しく練習をしていけば改善も大いに見込めます。

ぜひ、諦めずに音痴改善にチャレンジしてみてください。