音痴を克服したいと思いボイストレーニングスクールに通う人も多くなっていますよね。

週に1回程度のボイトレの時間だけでなく、それ以外の時間も自主トレをすることでより早く音痴は改善できます。

しかし、何事も頑張り過ぎは良くありません。

喉は消耗する部位であり、酷使しすぎると思わぬトラブルに発展してしまいます。

この記事では、そんなボイトレ期間に実践したい「喉の疲れを軽減させる方法」について解説していきたいと思います。

喉を酷使することで起こるリスク

ボイトレ期間中にレッスン以外にカラオケに行って歌い続けたり、自宅で発声練習したりといった人も多いですが、これは喉の酷使に繋がります。

確かに、高音を出し続けることで声帯周辺の筋肉が鍛えられ寄り高音が出せるようになっていきますが、その分リスクも急激に上昇します。

例えば「声帯ポリープ」です。

喉の筋肉に炎症が起きているにもかかわらず酷使してしまうと、ポリープと呼ばれる膨らみができてしまいます。

喉の奥の違和感はもちろん、発声もしにくくなります。

多くのアーティストが患ってきた病気で、声帯を酷使することで発症します。

保存療法か手術療法で治療を行いますが、完治後も3ヶ月程度は元のように歌うことが難しくなります。

また、喉を酷使すると「声帯結節」と呼ばれる病気にもなりやいです。

この病気は、声帯がこすれ合うことで起こるストレスによって結節と呼ばれる硬い組織ができてしまうものです。

声の出にくさや痛み、かすれなどの症状が起こります。

特に大人の女性がなりやすいとされているため、音痴を克服しようとボイストレーニングスクールに通っている女性は注意が必要です。(もちろん男性もなる可能性があるので注意)

喉を休ませることで自然と治ることもありますが、手術で完治を目指すこともあります。

完全に治らないケースもあるため、やはり酷くなる前にしっかりと声帯を休ませるなどのケアが必須だといえます。

ボイトレ期間に実践したい「喉の疲れを軽減させる方法」

それでは、実際に喉の疲れを軽減させる方法を具体的に挙げていきましょう。

ぜひ1つだけではなく、複数のポイントを実践してみましょう。

①喉に良いとされる飲み物や食べ物を摂取する

ボイトレや自主練で喉を酷使したならば、刺激の強い炭酸飲料や香辛料の入った食べ物などは避けるべきです。

意識的に以下のような飲み物や食べ物を摂取するようにしましょう。

・ハーブティー

・冷たくない常温の水

・ココア

・生姜湯

・マヌカハニー

・すりおろした大根

・生姜を入れたスープ

ボイストレーニングを開始する前にしっかりと上記の飲み物や食べ物を用意し、トレーニング後速やかに摂取できるようにしておくとGOODでしょう。

②部屋を加湿して声帯を休ませる

ボイトレ後の喉の疲れを軽減させるには、「喉を休ませること」が最高の対処法となります。

その日の就寝時間までは最低限度の会話で済ませて声帯を休ませてあげましょう。

ただ休ませるだけでなく、部屋の湿度も一定以上になっていることを意識すべきです。(特に冬は乾燥しがちなので注意)

前述した①の「喉に良い飲み物や食べ物」を摂取することを忘れずに行いましょう。

睡眠中は喉を使うこともなく回復時間に充てられますし、ストレスを軽減できるので、7~8時間寝ることを意識しておきたいところです。

ボイストレーニングの後や自主練の後に友人や家族と遊びに行く予定を入れてしまうと、必然的に喋る機会が増え、喉の負担が大きくなります。

トレーニングの当日はあまり予定を入れずに、部屋でのんびりと過ごすことを意識しましょう。

可能であれば翌日の午前中も通常よりも喉を使う機会を少なくする意識で過ごしたいものです。

他にも、喫煙や飲酒、長時間の雑談なども控えたいところです。

③喉をアイシングする

スポーツなどと同じように、喉も歌うことによって熱を持つようになります。

そのため、喉の部位をアイシングすることで疲れを軽減させることが可能です。

例えば濡れタオルを冷蔵庫で5分ほど冷やしてから喉に当てるだけでも効果的です。

忘れてしまいがちなケア方法ですが、喉の疲れを軽減させるために必ず行いましょう。

氷水や保冷剤などで直接冷やすのは冷やし過ぎとなってしまう可能性があるため、やめておきましょう。

ちなみに、冷やすだけでなく「冷やす→温める」というサイクルを3回程度繰り返すとより喉の疲れを軽減させることができます。

範囲がとても狭いので、長時間行わずに2~3分程度で十分です。

まとめ

今回は、ボイトレ期間に実践したい「喉の疲れを軽減させる方法」について解説してきました。

ボイトレ期間中は「音痴を直したい」という気持ちが強く、ボイストレーニングにも熱が入るものです。

しかし、喉(声帯)は他の筋肉と同じように消耗する部位となるため、頑張り過ぎはNGとなります。

ボイトレを受けている人は、ぜひここで挙げた軽減させる方法を実際に取り入れるなど、ケアの意識を高めましょう。