世の中には歌が得意な人もいれば苦手な人もいます。

しかし、たとえ歌うことが自体が苦手だったとしても、できれば歌い続けた方が日々の生活に彩りが生まれ、暮らしの幸福度が高まるかもしれません。

数年間カラオケに行かず自宅や車の中でも歌わないと、音痴になっていくのをご存じでしょうか?

この記事では、そんな「歌い続けることが幸福度を高め音痴予防にもなる理由」について解説していきたいと思います。

歌うことはポジティブな効果だらけ

例えば音痴だと自覚していて、「歌う」という行為自体に嫌悪感を持ってしまう人がいます。

歌えない人は不幸というわけでは決してないですが、歌う事で良い事も、歌うことで様々なメリットがたくさんあります。

ストレス解消になる

歌った後は気分が良くなりますよね。

これは、ドーパミンやエンドルフィンといった脳内ホルモンが歌うことで分泌されるようになるからです。

歌うだけで日頃の溜まったストレスを減らすことができるのですから、積極的に歌うべきだと言えるでしょう。

腹式呼吸が身に付く

腹式呼吸が自然とできるようになると、声量が大きくなるメリット以外にも自律神経を整えることができリラックス状態を作り出すことができます。

また、姿勢が良くなるといった効果も得られます。

代謝も良くなると言われていますね。

脳の働きが良くなる

音楽は脳を活性化させる効果も期待できます。

前述した「ストレスの軽減」の他にも、集中力を高める効果も得られるのです。

カロリーが消費できる

カラオケを歌うと、画面の隅に消費カロリーが表示されることがありますよね。

歌は喉だけでなく体全体を使うので、運動ほどではないにしてもカロリーを消費します。

口やあご、舌の筋肉を強化できる

年齢を重ねると、どうしても口やあご、舌の筋肉などが衰えてしまいますし、顎関節症などに陥る可能性も上がります。

歌うことでこれらの筋肉を自然と鍛えられるので、高齢になっても健康な口周りをキープできるはずです。

定期的に歌うことで音痴を予防できる

今現在音痴でなかったとしても、何年も「歌う」という行為をしなければ、音痴になってしまう可能性もあります。

例えば学生時代に野球をやっていた人は、40代になっても投げ方自体は学生時代と同じ形を再現できます。

しかし、実際には学生時代よりも筋力が減り可動域が狭まっている可能性が高く、同じフォームで同じスピード、同じ軌道でボールを投げることができません。

歌も同じように、「声を出す感覚」は覚えていても、口周りの筋肉や声帯、肺活量などは低下している可能性があるので音痴気味になってしまう可能性があるのです。

これが1~2週間に1回程度でもカラオケに行って数時間でも歌う習慣があれば、常に筋力や肺活量を維持できるので音痴になることはありません。

カラオケに行かなくても、車の運転中に好きなアーティストの楽曲を大きめの声で歌ってみたり、お風呂に浸かりながら1~2曲歌ってみたりすれば、同じように音痴になっていくことはないでしょう。

歌は嬉しさを倍増させ、悲しみを半減させる不思議な力を持つ

音楽は長い年月人類と共にありましたよね。

時代も人種も超えて、世界中で愛され続けています。

例えばアップテンポな曲を歌えば自然とテンションが上がり、幸せな気持ちになりますし、友人や家族と一緒に歌えばさらに幸福度は上がります。

歌うだけでなく、アーティストのライブに行ってなんかの歌を聴くだけでもドーパミンが分泌されテンションが上がるはずです。

歌は嬉しさや楽しさといったポジティブな感情を何倍にもしてくれるわけです。

しかし、それだけではありません。

失恋や会社で嫌なことがあった時、それ以外にも人生において落ち込んだり悲しんだりする時があるかと思いますが、寄り添ってくれる音楽を聴いたり歌ったりすることで、ネガティブな感情を減らしてくれる力も持っているのです。

主にスローテンポで歌われている「バラード」などはそうした効果が期待できます。

また、テンポがゆっくりなだけでなくその時の心情に合った歌詞がメロディーに乗っているバラードであれば、より効果は高まるでしょう。

歌いながら涙があふれてしまうこともあるかもしれませんが、その後はスッキリとした気持ちになれるはずです。

まとめ

今回は、「歌い続けることが幸福度を高め音痴予防にもなる理由」について解説してきました。

カラオケでも車の中でも自宅でも、定期的に歌うことで音痴になるのを防ぐことができますし、幸福度を高めることもできます。

「そういえば最近大きな声で歌っていないな」と思っている人は、ぜひ久しぶりにカラオケに行ってみてはいかがでしょうか?

きっと幸福度がUPするはずですよ。