運動性音痴ってなんだか運動音痴みたいな言葉ですよね。

でも実は意味合い的にはかなり似通っています。

今回は音痴で悩まれている方の中でトップクラスに多い「運動性音痴」について解説していきます。

運動性音痴とは

正しい音程は認識できているのに、その音程を声で発することが出来ないので

自分は音痴なのだと悩まれてしまう方ですね。

運動性音痴は簡単に言ってしまうと、発声が上手くいかない音痴です。

こういう方は正しい発声だったり、より効率のいい発声を身に付けていただくと

別人のように音痴が改善していくんです。

運動性音痴と運動音痴の関係

運動音痴という言葉は皆さん聞きなじみがありますよね。

スポーツや身体を動かすことが苦手なことを指します。

運動音痴の原因の多くは、身体を動かすこと、要は筋肉をしっかりコントロールすることが

運動経験の不足によって起こることだと言われています。

実は運動性音痴でもこれと同じことが言えるんです。

声を出すという動作を言い換えると、喉の筋肉を使うということになります。

喉には声を出すことに関わる筋肉がたくさんあるんです。

運動性音痴の方は、声を出すための筋肉を動かすことが苦手というわけです。

運動性音痴は喉の運動不足

このことから運動性音痴は「喉の運動不足」ともいえるんです。

普段喉の筋肉をきちんと使えていなかったり、喉の筋肉をあまり使わずに声を出していると

喉も運動不足になってしまうんです。

例えば、風邪などで1週間くらいしゃべれなくて、回復した後にしゃべろうとするとビックリするほど

声が出なかったなんて経験はありませんか?

ボイトレでやる発声練習は喉の筋肉のストレッチや準備運動、筋力アップのトレーニングと思ってもらうと

とても考えやすくなりますよ!

運動性音痴の改善

運動性音痴を改善するためには、まず声を出すという動作に慣れてもらう必要があります。

運動不足解消のためにまずは身体を動かすことに慣れるのと同じです。

そして喉の筋肉をたくさん動かしてトレーニングをしていけば、自然と高い音程が出るようになったり

出したい声色が出せるようになっていきます。

まとめ

今回は「運動性音痴」について解説していきましたが、いかがでしょうか。

日本の現代社会では、声を出す機会は年齢問わず減ってきていると言われています。

喉の運動不足を解消して、音痴の改善もしましょう!